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~成約率↑UP~プランナー個人の力に頼らない“会場全員接客”

  • 執筆者の写真: 道子 小網
    道子 小網
  • 2019年5月1日
  • 読了時間: 2分

更新日:2020年5月22日

at-heart(東京都中央区)は、1 月からホテルのコンサルティングをスタートした。それまで29%であった成約率を、わずか1 ヵ月で60%にまで高めることに成功している。同社が推進する【会場全員接客】の仕組みの浸透が大きな要因となっている。

同社は、首都圏の大型ゲストハウスで対応してきた会場全員接客を、各会場の規模などでカスタマイズしながら提案している。当該ハウスでも、成約率を20ポイント増に導いたほか、口コミ評価0.5アップ、成約後キャンセルも25%から10%まで削減に成功。結果として、施行数は2 年で200組以上の伸びを記録した。

同社の会場全員接客は、新規接客をプランナー個人の力量のみによることなく、サービスや調理、さらにはパートナー企業も含めたチーム全体で対応する。それは、新規顧客の出迎えから始まる。通常は担当プランナーもしくは、ゲストリレーションの役割だが、サービススタッフ、プランナー、支配人など多くの人数で出迎える。さらにサロンまでの案内、サロンでウェルカムドリンクを提供する、アンケートの記入に関しても、担当プランナーに任せるのではなく、スタッフ何人かで役割分担する。新規接客スタッフは、他のスタッフのアテンドでカップルの温度が高まった段階から、新規をスタートできる。

「多くの人数のスタッフが関与することで、顧客には特別感を与えられます。例えばアンケート記入を他のスタッフが案内している間に、新規スタッフがショールームのチェックを行うなど、内覧に備えることもできるわけです。」(代表取締役・稲岡利彦氏)

(詳細はブライダル産業新聞紙面にて、5月1日号)

 
 
 

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